当窯のこだわり

御神木の杉の落葉、宮川沿いに産する鬼板、されらの自然の恵みから釉薬を創り、 作品の彩りとしています。

杜の恵みの“うつわ”

林立する古木を前に歴史の重さを感じ、この永い歴史の一時代に、この地に窯を持つことの有難さを感じています。杜につつまれながら、この場にふさわしい陶芸作品造りを目指しています。

神々の鎮座する神聖な場所、みもろ

みもろとは、神々の鎮座する神聖な場所を意味します。ご神木をはじめ、境内の恵みを利用し焼き上げる「遠州みもろ焼」は、正に
小國神社の御庭焼で大神様の御神徳をも戴ける陶芸品です。

春夏秋冬、四季とともにある器

遠州みもろ焼で使用する、神社境内から採れる釉薬原料

  • 杉葉灰

    境内の御神木の杉の落ち葉を拾い集め、燃え残りが無いよう注意しつつ丁寧に燃やして灰にします。

    水を加えて撹拌し、放置したのちに上澄みをこぼし、アク抜きを数回繰り返します。適度にアクが抜けたら水分を抜いて乾燥させ、原料の完成です。

  • 鬼板

    宮川沿いで採れる鉄分を多く含む石。粉砕して水を加え、さらに細かくすりつぶす。

    釉薬の原料として使用する場合と、絵付けの絵の具として使う場合があります。

  • 陶石

    宮川沿いから数種類の陶石が採れます。

    粉砕しながら不要な部分を取り除き、良質の部分だけをさらに細かく砕いていきます。杉葉灰や鬼板などと調合する原料です。

遠州みもろ焼の製作工程